マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」のレビューです。
現在は既に生産を終了している折りたたみキーボードですが、
圧倒的な使いやすさと携帯性の良さから今でも高い人気を誇っています。

Amazonやヤフオク、メルカリなどでも多く販売されていて、
価格は新品・中古を含めて大体6,000円~20,000円くらいです。
持ち歩ける折りたたみキーボードとしては若干高めなので、
よければこの記事で紹介するメリットとデメリットを参考にしてみて下さい。
目次
マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」の良いところ
マイクロソフトの折りたたみキーボードの良いところを3つ紹介します。
- 驚くほど薄くて携帯性が抜群に良い
- マルチペアリング機能搭載で2台で使える
- キーが秀逸で使いやすい
個人的にはどれも重宝している良いポイントで、
代替のキーボードを見つけようとしてもほとんど見つかりません。
3年間利用してみてやっぱり他のキーボードよりも使いやすいので、
今更ながらレビューしようと思った次第です。
それでは詳しく紹介します。
薄くて携帯性が抜群に良い

マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」の一番のポイントは薄さです。
キーボードを開いた時はわずか5.3mmという薄さで、
二つ折りに畳んだ状態でも10.5mmくらいの平べったさです。
かばんの中などに入れても場所を取らないので持ち歩きやすく、
サイズによってはiPadやノートパソコンの収納ケースに本体と一緒に入れられます。
重さも180gで、折りたたみキーボードとしてはかなり軽いです。

二つ折りにした時は左右のキーボード同士が磁石でピタッとくっ付くので、
仮に裸でかばんの中に入れていてもキーボードが開くこともありません。
マルチペアリング機能

マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」は、
2台のデバイスと接続が可能です。
Escキーの隣にあるボタンで2つのデバイスが簡単に切り替えられます。
例えば、タブレットで文章を入力している最中にスマホ検索したい時なども、
ペアリングキーを押すことでそのままスマホでキーボードが使えます。


ペアリング時もペアリングキーやOS選択キーが白色に光るので、
「接続時にどちらに繋げているか」が視覚的にすぐに分かるのもポイント!
最新のキーボードでは3台ペアリングのキーボードもありますが、
個人的にはiPadをメインにスマホも接続できれば十分なので事足りています。
キーが秀逸で使いやすい

マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」は、
ノートパソコンなどに採用されるパンタグラフ式のキーボードです。
キーの端を押してもキー全体が垂直に沈み込むのでミスタイプを防げます。
キーの打鍵感はなかなかしっかりとしつつも、
カチャカチャと音はしないので静音性にも優れています。

キーストロークはパンタグラフ式なので浅めですが、
この薄さにしてこの深さを確保できているのはMicrosoftの技術の賜物!
キーピッチも折りたたみキーボードとしては十分な16~17mmが確保されていて、
外出先で入力する分には問題ありません。
マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」の悪いところ
マイクロソフトの折りたたみキーボードの悪いところも3つ紹介します。
- 自己流ブラインドタッチをしている人は使い辛い
- (良い分だけ)価格が高め
- iOS端末ではキーボードがUS配列になる
自己流ブラインドタッチをしている人は使い辛い

折りたたみキーボードのキー配列は折りたたむ分だけクセが強いものが多いですが、
「Universal Foldable Keyboard」も特徴的です。
キーボードの折りたたみ部分はキーが設置されていないので、
右半分と左半分の間に2.3cmほどの隙間があります。

正しい指使いでブラインドタッチをしている人にとっては支障ありませんが、
例えばBを右手の人差し指で押しているような自己流派の人は使い辛いはずです。
価格が高め

薄さや携帯性や使いやすさに優れているのでその価値はあると感じていますが、
「Universal Foldable Keyboard」は折りたたみキーボードとしては価格が高めです。
多くの折りたたみキーボードは5,000円以下で買えるものが多いです。
「少々分厚さがあっても折りたためればいい」「キーが英語配列でもいい」と言う人は、
EWINやiClever
などの折りたたみキーボードという選択肢もあります。

iOS端末ではキーボードがUS配列になる

「Universal Foldable Keyboard」はWindowsやAndroidの場合は問題ありません。
キーボードの配列の設定を日本語配列に設定すれば、
キーボードの印字通りの日本語配列のキーボードとして使えます。
ただ、iOS端末の場合は問答無用でUS配列のキーボードとして認識されます。
なので、例えば「@」を入力する場合は「Shift+2」が「@」になります。
ただ、この問題は「Universal Foldable Keyboard」に限ったことではないので、
Bluetoothキーボードを使うのであれば越えなければならない道です。

「Universal Foldable Keyboard」をサラっと紹介【開封】

ほぼほぼキーボードを折りたたんだ時のサイズと同じくらいの小さな箱です。

箱はマグネット式になっていて、細やかなデザインセンスを感じます。
AppleやMicrosoftなどはこのあたりもスマートですね。


開いた蓋の裏側が説明書になっています。
グローバルコミュニケーションを重視したほぼイラストだけの説明で、
電源のON/OFFやペアリングや充電方法が説明されています。

マイクロソフトの折りたたみキーボード「Universal Foldable Keyboard」の内容物です。
- キーボード本体
- Micro-USBケーブル(充電用)
- 保証書
付属品もとてもシンプルです。

保証書の内側には、上で紹介したUSキーボード入力の対応表が載っています。
「Universal Foldable Keyboard」は2020年の今でもおすすめ!
生産終了品ながら「Universal Foldable Keyboard」は今でも頻繁に売り買いされています。
iOS端末でのUSキーボード認識はどれでも同じだと考えれば、
キーの打鍵感の良さや本体の薄さは他の製品には代えられない価値があります。

よければ参考にしてみて下さい。