ゴーヤの人工授粉を成功させる秘訣を紹介します。
今朝、バルコニーのゴーヤを見ると雌花が咲いていました。
実の大きさも良い感じなので受粉が成功すれば成長も期待できそうです。
虫が沢山飛んでいるような環境では自然受粉に任せる方法もありますが、
我が家では毎年人工授粉させています。
ゴーヤの人工授粉を成功させる3つのポイント

ゴーヤは晴れた日に人口受粉させる
ゴーヤの雄花は1日の命で、咲いた次の日には花が落ちます。
一方、雌花は数日間咲いています。
タイミングを合わせて晴れた日の朝に人工受粉させましょう。
せっかく花粉を付けても、雨の日だと花粉が流れ落ちてしまいます。
また、雨水によって花粉が薄まって実の成長が不十分になることもあります。
ゴーヤキッスは優しく
ゴーヤの人工授粉行為は、「ゴーヤキッス」と呼ばれています。
切った雄花を持って、雌花にチョンチョンと優しくタッチして花粉を移してあげます。
強く押さえつけてしまうと、雌しべがポロンと落ちてしまうので注意して下さい。
更に慎重に行いたい場合は、綿棒を使って雌しべに花粉を移してもいいです。
人工受粉後の花びらは取らない
授粉が成功すると、翌日には雌花の花びらが閉じます。
受粉した雌しべは閉じた花びらによって守られているので、
絶対に花びらは無理に取らないようにしましょう。
ゴーヤの人工授粉が完了

雌しべの先にこれくらい黄色い花粉がしっかりと付いていると大丈夫です。
あとは当日中は雨が降らないことを祈りましょう。

雨が降った場合は、ゴーヤの葉を上に被せて上手く雨よけを作ってあげると、雌花を雨から守れますよ。